タイ北部のチェンライで日本の幻の酒米「亀の尾」の 稲作を山岳民族の子供達に手伝って貰います!

遅くなりましたが、1月にチェンライに行った時の記事です。

今回のチェンライ行きは
1.亀の尾を栽培する田んぼの視察 
2.学校に行けないアカ族の子供達の為の
  山の寮(夢の家)の視察
 
がメインです。

 

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きっかけ
私がお手伝いさせてもらっている黒豚牧場主の方
からの繋がりで、自然農法で知り合った日本語
ペラペラの山岳民族アカ族のアリヤさん

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アリヤさんが運営するアブアリプロジェクト
http://abuali.blog.fc2.com/blog-category-1.html
 
山岳民族の子供達が学校に行ける様に山の中腹の
学校近くに28年前から日本の寄付団体の援助を
受け、寮を運営しているが、東北大震災以降
援助が少なくなり、運営が厳しくなっている

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現状、寄付だけではなかなかお金は集まらない

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昨年8月に山形に行った際
日本の山形、酒田で幻の酒米「亀の尾」を自然農法で
復活させた荒尾さん達からアジアでも試してみたいとの
要請を受けていました。

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そこで山岳民族の子供達に手伝ってもらい亀の尾を
作って貰う、と云うプロジェクトをクラウドファンディング
を通して行っていきます。

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                  続 く
 
幻の酒米「亀の尾」とは
こしひかりやササニシキの原種で未だ農薬が
無い時代のお米(夏子の酒で有名になりました)
なので、自然農法でしか栽培出来ない。

チェンライの山岳民族アカ族の友人の村にステイして来ました。

山のお茶、コーヒー、梅、プラム、桃、柿や
野菜など全て農薬を使っていないオーガニック
の畑を案内して貰いました。

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こんな素晴らしい農作物ですが、チェンライ市内
からも100KM以上離れている為に、市場などへの
卸価格は作物に寄っては1KG当たり、50円からに
しかならないとの事

村人の作物を纏めて購入して、街中やバンコクなどで
加工出来るシステムを作れば、WINWINになるので
これから進めていきたいですね。

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その後、池で魚を釣ったり、山菜を取り
取り立ての野菜達と釣りたての魚を
調理して貰いました。

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魚は焚き火で焼いたり、トムヤムスープに
入れ、野菜はバナナの葉に巻いて
塩とターメリックで蒸し焼き

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大自然の山の小屋で食べる
超贅沢なお昼ご飯でした。

BBQ用の串は竹を割って作り、それを止める
紐はバナナの枯れた茎、大皿はバナナの
葉っぱ、全て現地調達です。

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山の民の自然に対する生活力は凄いです。
私もアウトドア派ですが、彼らの前では
子供同然ですね。いや子供の方がよっぽど
たくましい。

世界で何が起こっても彼らは
最後まで生き延びるでしょうね。

こんな生活を体験出来たりするニッチなツアーを
バンコクの旅行会社の友人にお願いしてますので
出来上がったら参加してみて下さいませ。

PS.
今回お邪魔したアリヤさんの友人のダムさんの
村ですが、華僑の村に隣接していました。
通常のバンコク等にいる華僑ではなく、中国内戦で
共産党に敗れた国民党の残党の村でした。

PS2.
今回のチェンライ行きの目的のひとつは6月から
始めるケナフ栽培の場所の視察でした。
こちらは改めてアップ致します。

密封型 タイの水耕栽培

前回に引き続き今度は密封型の水耕栽培を見学してきました。

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別室の出入り口以外はビニールハウスで覆われており
太陽の光の取り込みを加減出来る様に屋根も天井部も
側部も自動開閉式になっています。

 

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温度調節はエアコンは使わずに大型ファンで送風し
反対側の壁一面に水の気化熱だけで冷却する冷却装置を
つけています。

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今はタイは乾季で涼しいので、冷却は余り必要有りませんが
試しに1つのファンを回して貰った所、ファンと後ろの水だけ
冷却装置でエアコンが効いているぐらいに感じられましたね。

 

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室温は湿気の無いタイでは28度ぐらいがベストだそうです。

一番暑い暑季でも、このファンと水冷却装置だけで
充分温度を保てるそうです。

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日本では完全遮蔽型のLEDライトと温度調節で作る植物工場が
かなり補助金が出て、流行しましたが、ランニングコストが
掛かるのと、まだ人口光だけでの栽培技術が確定していない
ので、なかなか苦戦しているようです。

 

日本と違って年中日照時間が多く、それ程、温度変化の無い
タイ(季節はホット、ホッター、ホッテストの3シーズン)なので
太陽光だけで充分だそうです。

 

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10m×40mの1ユニットで

一ヶ月の電気代 年平均7000バーツ 約25000円

一ヶ月の収穫量 約1200kg

22日間は苗作り、23日間で栽培用トレーに移植 計約45日

年間 約15~16回収穫出来るとの事

タイで余り手に入らない大葉とか作るとコスパが良さそうです。

タイの水耕栽培

某食品会社の社長さんに頼まれてタイの水耕栽培を
パタヤの近くで視察してきました。

 

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土を使わず、水と溶液(液肥)と太陽光だけでの
葉っぱ物の栽培方法です。

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土で栽培するよりも成長が早く、栄養価も高く、農薬も
殆ど使わないので、今、注目されていますね。

葉っぱものには適してますが、大根やジャガイモ等の
根野菜は出来なさそうです。

家庭用の水耕栽培キット等は催し物などでバンコクでも
たまに売られていますが、本格的な栽培を見たのは初めてです。

ビニールハウスで覆っているのではなく、上部だけの
施設でした。

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側部は黒いメッシュの網もしくは開放状態です。

水と液肥を常に流し続けないと藻などが発生するので
プランターがちょっと傾いており、上から水を流して
ポンプでまた戻してやっています。

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施設さえ作ってしまえば、維持費はポンプの電気代ぐらい
なので、かなりリーズナブルですね。

但し、大雨の時などの対策や、3~5月の暑季の時の
対策が大変らしいです。

また密閉型ではないので、土での栽培ほどではないにしろ
虫対策も大変らしいです。

月間約500KGの収穫、販売はパタヤのホテルやレストラン
だそうです。

明日は密閉型の水耕栽培を視察に行ってきます。

タイを中心にアジアの情報を発信していきます!

2001年1月からタイ バンコクに住んでおり
タイ在住18年目となります。

元々学生時代からバックパッカーでアジアやヨーロッパを
廻っており、大学卒業後は神戸の某重工業にて建設機械の
設計をやっておりました。

それからまたバックパッカーに戻り、最も私が住みたいと
思ったタイに住んでいます。

以前タイやアジアでの日常、非日常、ハイリフト4駆のブログを
書いておりましたが、ここ3年程、書いていなかったので
また色々とタイを中心としたアジアについて
情報発信をしていければ、と思っています。

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以前のブログはこちらになります。
http://tomzworld.blog136.fc2.com/

ビジネスや活動は以下色々と手を出しております。

 

①15年前からスポーツ用品、服をタイから日本に輸出しています。


お客様は高校生が8割以上です。
高校生が学園祭や体育祭で使うクラスTシャツの製作です。
http://replica-uniform.com/

現在は日本人の友人とタイ人のスタッフに殆どの仕事を
お任せしております。

②自然農法、養殖業の技術をタイの方たちに伝えております。

タイも日本と同様に殆どの農作物に農薬を使っております。

元々水の中にいる微生物を活性化させる灰や高機能炭を
使った微生物だらけの水だけで、農薬無し、肥料無しの自然農法や

その灰や炭を魚や海老の養殖池に入れる事で、餌や糞を
微生物が分解し、プランクトンが発生し、それを魚や海老が食べる
と云う自然循環を池内で作りあげ、健康で病気になりにくく
身が締まって美味しくなり、抗生物質や化学薬品を使わない
養殖方法を伝えております。

友人がバンコクから車で2時間半程のサラブリーと云う所に牧場を
持っており、そこでオーガニックで黒豚、和牛、地鶏等を
養殖していますが、全部微生物だらけの水を飲んでますので
超健康体で、肉質も美味しいです。

③チェンライ山岳民族の子供達への支援活動

自然農法で知り合ったタイの国籍が取れない山岳民族アカ族の
子供達がふもとの学校に通う為の寮や山岳民族の伝統技術や
昔からの自然農法を残す為の活動を20年以上やっている
自身も山岳民族の日本語がペラペラなアリヤさんのお手伝い

20年前は多くの日本からの支援で始めた活動も東北大震災
からは援助も殆どなくなり、寄付だけに頼っていけないので
日本の山形で幻の酒米で古米の「亀の尾」を自然農法で作っている
方々に協力して貰い、山岳民族の子供達の協力の元
チェンライで亀の尾を作ろうとしています。

https://www.facebook.com/mawp9/

④海外を使った節税コンサル

アジアに住んでいるからこそ、日本の方に提供出来る
色んな業種で対応可能な節税方法をお知らせしています。

ここ最近で最も問合せを頂く仮想通貨の節税対策も
対応しています。

⑤バングラディッシュでの超お得なシステム開発

世界中の企業がシステム(ソフトやアプリ)開発の
下請けに出すのが、インド企業で、インド企業が
下請けに出すのが、バングラの企業です。

ですので、品質は同様でも日本で作るよりもかなり割安に
納期は早めに作成出来、好評を得ています。

このシステム開発を使った節税方法も好評です。

⑥国際ロゴシスト協会 タイ支部

日本の古神道、言霊、最新の量子力学を使った
和の成功法則をお伝えしております。
https://www.facebook.com/logosist.thai/

以上色んな事をやっておりますので、これから
情報発信をしていきたいと思っております。

チョークディー!